代表挨拶・スタッフ紹介
15歳。中学3年生の時の出来事がきっかけで、私はこの建築の道へと進みました。
家を新しく新築したのですが、その際、大工さんが太い大きな無垢の木を使い、全く何もない所から家を作り上げていく姿を見て感銘を受け、
と、毎日のように現場を見に行っていました。
そして、それは私の父も同じだったのかもしれません。父は百姓をしており、建築とは全く縁のない仕事をしていたのですが、家が建ったその後には我流で家のメンテナンスを行うようになりました。
家を新築してくれた大工さんは私と父に、目に見えない何かを与えてくれたような気がします。
そんな父の姿を見た近所の人も、「あんたもお父さんと同じ血を受け継いでいるんだから、きっと器用に何でもこなせるんじゃない?」と声をかけてくれ、自分でも気持ちが高ぶっていくのがわかりました。
僕も、家づくりに携わりたい。
高校は建築科へと進み、3年生の時には良い先生に出会うことが出来、その先生の薦めもあって、高校卒業後には大阪に本社がある建設会社にて11年間に渡り現場監督の仕事をしました。
その後、結婚を機に地元、豊明へと戻り、建設会社で5年、木造の建売やマンションを建築する会社で8年、次の会社でも6年。ここで一級施工管理技士や、宅建の資格を取得しました。
30年に渡って建築会社・建設会社へ勤め、そこでの現場監督の仕事を通し、自分のしている仕事の責任の重さというものを学びました。
会社に勤める1人の会社員であっても、現場にでれば責任者。現場の動きは自分の意思ですべて決まる。
私は1人の男として、もっと地元に密着し、もっと重たい責任を背負い、お客様の想いをダイレクトに受け止めて仕事をしたくなりました。そう、遅ればせながら、男のチャレンジです!48歳の独立でした。
独立直後はとても苦労をしましたが、それでも、少しずつ仕事を頂けるようになり、「見えなくなるところまでしっかりやってくれるんだね」とか「いい家が建ったよ、ありがとう」と、お声をかけていただける、その喜びが、全ての苦労を吹き飛ばしてくれました。
口コミやご紹介のみで仕事が成り立っていられるのも、本当にありがたいことだと感謝してもし尽くせません。
今後も私はこの会社を大きくしていくつもりはありません。最低限の稼ぎがあって、最低限の生活ができればよいと思っています。
それよりも何よりも地域の方のお力になりたい。
地域のお客様ともっと会話がしたい。
家づくりにまつわるお困りごとを解決し、お客様の生活がより良くなるお手伝いをし続けていくことが、私の長い目標であります。
ご縁を大切に。
「出会いと縁と絆から、人に優しい住まいづくり」を。
幼いころから父が建築の仕事をしておりましたが、私は初め、この仕事に就こうとは考えていませんでした。
大学では興味のあった福祉についての勉強をし、それが、「これからの時代に大切なこと」を考えるきっかけとなりました。
大学を卒業した後、新築住宅の会社に入社をし、営業として働いておりました。
しかし、もっとお客様と接したい、建築の知識を有する者として、もっとお客様の為になる仕事がしたい、と父の会社に入社することを決意しました。
大学で学んだ福祉の知識と、建築会社で学んだ知識。
この知識をフル活用して、お客様の「将来」を考えたご提案をしてまいりたいと思います。
「これからの時代に大切なこと」
私はバリアフリー、障害のない家づくりをご提案したく思います。
この地域のお客様は本当に優しくて良い方たちばかり。父の後を継ぐ決意に至ったのも、父の働く姿を見て、父の力になりたいという気持ちと、父のお客様のお力になりたい、という気持ちとあってのことです。
今後も地域のお客様の笑顔の為に、全力を尽くして参ります。